経過した時間を調べる
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■Flash の実行を開始してから、経過した現在の時間を調べる
Flash の実行を開始してから、経過した現在の時間を調べるには、getTimer() 関数を使用します。
単位は、ミリ秒です。
Flash の実行を開始してから、経過した時間を取得
// Flash の実行を開始してから、経過した時間を取得
var time = getTimer();
■ストップウォッチを作成する
getTimer() メソッドを使用して、ストップウォッチを作成します。
1.測定を開始する
測定を開始したい時点で、getTimer() メソッドを呼び出します。
得られた時間を、変数に残しておきます。
測定を開始したい時点で、現在の経過時間を変数に残す
// 測定開始時に経過時間を変数に残す
var time_old = getTimer();
2.測定中の経過時間を調べる
計測したい時点で、もう一度、getTimer() メソッドを呼び出します。
「今回得られた時間」から「測定開始時に取得した時間」を減算すると、経過時間を知ることができます。
測定中に経過している時間
// ------------------------------------------------------------
// 初回に一度だけ実行されるイベント
// ------------------------------------------------------------
onClipEvent (load) {
// 測定開始時に経過時間を変数に残す
time_old = getTimer();
}
// ------------------------------------------------------------
// 毎フレーム実行されるイベント
// ------------------------------------------------------------
onClipEvent (enterFrame) {
// 現在の経過時間
var time_now = getTimer();
// 測定を開始してから経過した時間
var time = time_now - time_old;
// 出力テスト
trace(time);
}
測定中に経過している時間(Flash 6 以降)
// ------------------------------------------------------------
// 初期化処理
// ------------------------------------------------------------
// 測定開始時に経過時間を変数に残す
var time_old = getTimer();
// ------------------------------------------------------------
// 毎フレーム実行されるイベント
// ------------------------------------------------------------
onEnterFrame = function (){
// 現在の経過時間
var time_now = getTimer();
// 測定を開始してから経過した時間
var time = time_now - time_old;
// 出力テスト
trace(time);
};
■総ミリ秒から『時:分:秒.ミリ秒』表記の文字列を取得する
総ミリ秒から、『時:分:秒.ミリ秒』表記の文字列を取得します。
総ミリ秒から、『時:分:秒.ミリ秒』を取得する(Flash 6 以降)
// ------------------------------------------------------------
// 総ミリ秒から、『時:分:秒.ミリ秒』を取得する関数
// ------------------------------------------------------------
function TimeGetTimeString(time){
var milli_sec = time % 1000;
time = (time - milli_sec) / 1000;
var sec = time % 60;
time = (time - sec) / 60;
var min = time % 60;
var hou = (time - min) / 60;
// 文字列として連結
return hou + ":" +
((min < 10) ? "0" : "") + min + ":" +
((sec < 10) ? "0" : "") + sec + "." +
((milli_sec < 100) ? "0" : "") + ((milli_sec < 10) ? "0" : "") + milli_sec;
}
// ------------------------------------------------------------
// 初期化処理
// ------------------------------------------------------------
// 測定開始時に経過時間を変数に残す
var time_old = getTimer();
// ------------------------------------------------------------
// 毎フレーム実行されるイベント
// ------------------------------------------------------------
onEnterFrame = function (){
// 現在の経過時間
var time_now = getTimer();
// 測定を開始してから経過した時間
var time = time_now - time_old;
// 出力テスト
trace(TimeGetTimeString(time));
};
現在のローカルの日付/時間を取得する
■Date クラスについて
new 演算子を使って、Date クラスをインスタンス化します。
■現在のローカルの日付/時間を取得する
引数を省略した場合、
現在のローカルの日付/時間が格納された、Date オブジェクトを作成する事ができます。
現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■1970年01月01日 00:00:00 から開始して、指定ミリ秒経過後の、Date オブジェクトを作成する
引数を1つだけ指定した場合、
協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、
指定ミリ秒経過後の、Date オブジェクトを作成する事ができます。
第01引数に、協定世界時を基準としたミリ秒を指定します。
new Date( ミリ秒 ) :Date
第01引数 | Number | ミリ秒を指定 |
戻り値 | Date | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、指定ミリ秒経過後の Date オブジェクト |
協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、指定ミリ秒経過した、Date オブジェクトを作成する
// 協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、指定ミリ秒経過した、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date(0);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■日付/時間を指定して、Date オブジェクトを作成する
2つ以上の引数を指定した場合、
日付/時間を指定して、Date オブジェクトを作成する事ができます。
現地時間を基準に指定します。
協定世界時を基準に指定したい場合は、こちらで解説しています。
new Date( 年 , 月 , 日 , 時 , 分 , 秒 , ミリ秒 ) :Date
第01引数 | Number | 年を指定。(99 以下の数値を指定した場合 1900 年代となる。よって 99 年以下を指定するには「西暦 - 1900」をセットする) |
第02引数 | Number | 月を指定。0 ~ 11 (1月~12月) |
第03引数(略可) | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
第04引数(略可) | Number | 時を指定。0 ~ 23 |
第05引数(略可) | Number | 分を指定。0 ~ 59 |
第06引数(略可) | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第07引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Date | Date オブジェクト |
日付/時間を指定して、Date オブジェクトを作成する
// 日付/時間を指定して、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date(2000,10,1,13,30,59,999);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■Date クラスの get 系のメソッド一覧
Date クラスには、以下の get 系のメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
getTime() | 協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で取得する |
getFullYear() | 西暦を取得する(現地時間) |
getUTCFullYear() | 西暦を取得する(協定世界時) |
getMonth() | 月を取得する(現地時間) (0 ~ 11) |
getUTCMonth() | 月を取得する(協定世界時) (0 ~ 11) |
getDate() | 日を取得する(現地時間) (1 ~ 31) |
getUTCDate() | 日を取得する(協定世界時) (1 ~ 31) |
getDay() | 曜日を取得する(現地時間) (0 ~ 6) |
getUTCDay() | 曜日を取得する(協定世界時) (0 ~ 6) |
getHours() | 時を取得する(現地時間) (0 ~ 23) |
getUTCHours() | 時を取得する(協定世界時) (0 ~ 23) |
getMinutes() | 分を取得する(現地時間) (0 ~ 59) |
getUTCMinutes() | 分を取得する(協定世界時) (0 ~ 59) |
getSeconds() | 秒を取得する(現地時間) (0 ~ 59) |
getUTCSeconds() | 秒を取得する(協定世界時) (0 ~ 59) |
getMilliseconds() | ミリ秒を取得する(現地時間) (0 ~ 999) |
getUTCMilliseconds() | ミリ秒を取得する(協定世界時) (0 ~ 999) |
getTimezoneOffset() | 協定世界時と現地時間との時間差を取得する(単位:分) |
■Date クラスの set 系のメソッド一覧
Date クラスには、以下の set 系のメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
setTime() | 協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で設定する |
setFullYear() | 西暦を設定する(現地時間) |
setUTCFullYear() | 西暦を設定する(協定世界時) |
setMonth() | 月を設定する(現地時間) (0 ~ 11) |
setUTCMonth() | 月を設定する(協定世界時) (0 ~ 11) |
setDate() | 日を設定する(現地時間) (1 ~ 31) |
setUTCDate() | 日を設定する(協定世界時) (1 ~ 31) |
setHours() | 時を設定する(現地時間) (0 ~ 23) |
setUTCHours() | 時を設定する(協定世界時) (0 ~ 23) |
setMinutes() | 分を設定する(現地時間) (0 ~ 59) |
setUTCMinutes() | 分を設定する(協定世界時) (0 ~ 59) |
setSeconds() | 秒を設定する(現地時間) (0 ~ 59) |
setUTCSeconds() | 秒を設定する(協定世界時) (0 ~ 59) |
setMilliseconds() | ミリ秒を設定する(現地時間) (0 ~ 999) |
setUTCMilliseconds() | ミリ秒を設定する(協定世界時) (0 ~ 999) |
■1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過したミリ秒について
■1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で取得する
協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、
経過した時間をミリ秒で取得するには、getTime() メソッドを使用します。
現在のローカル時間が、1970年01月01日 00:00:00 から開始して、何ミリ秒経過したか調べる
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で取得
var milliseconds = date_obj.getTime();
// 出力テスト
trace(milliseconds);
■UNIX 時間を取得する
UNIX 時間とは、協定世界時の 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した秒数です。
getTime() メソッドで取得した値を 1000 で割ります。
UNIX 時間を取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// UNIX 時間を取得する
var unix_time = Math.floor(date_obj.getTime() / 1000);
// 出力テスト
trace(unix_time);
■2つの Date オブジェクトの時間差をミリ秒で取得する
getTime() メソッドで、日付/時間をミリ秒に変換します。
ミリ秒に変換すると、2つの日付/時間から、時間差を計算するのが簡単になります。
例えば、3日以上経過してるか調べるには、
3(日)×24(時)×60(分)×60(秒)×1000(ミリ秒) ⇒ 259200000(ミリ秒) 以上差があるか調べます。
2つの Date オブジェクトの時間差をミリ秒で取得する
// 日付/時間を指定して、Date オブジェクトを作成する
var date_obj_a = new Date(2000,10,1,13,30,59,999);
var date_obj_b = new Date(2000,10,2, 8,10,22,100);
// 1970/01/01 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で取得
var milliseconds_a = date_obj_a.getTime();
var milliseconds_b = date_obj_b.getTime();
// 2つの Date オブジェクトの時間差をミリ秒で取得
var difference = milliseconds_b - milliseconds_a;
// 出力テスト
trace(difference);
■日付/時間を指定して、1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過したミリ秒を取得する
世界協定時の日付/時間を指定して、
1970年01月01日 00:00:00 から開始して経過したミリ秒を取得するには、Date.UTC() メソッドを使用します。
Date.UTC( 年 , 月 , 日 , 時 , 分 , 秒 , ミリ秒 ) :Date
第01引数 | Number | 年を指定。(99 以下の数値を指定した場合 1900 年代となる。よって 99 年以下を指定するには「西暦 - 1900」をセットする) |
第02引数 | Number | 月を指定。0 ~ 11 (1月~12月) |
第03引数(略可) | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
第04引数(略可) | Number | 時を指定。0 ~ 23 |
第05引数(略可) | Number | 分を指定。0 ~ 59 |
第06引数(略可) | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第07引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
世界協定時の日付/時間を指定して、Date オブジェクトを作成する
// 世界協定時の日付/時間を指定して、1970年01月01日 00:00:00 から開始して経過したミリ秒を取得する
var milliseconds = Date.UTC(2000,10,1,13,30,59,999);
// 協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して指定ミリ秒経過した、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date(milliseconds);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で設定する
協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、
経過した時間をミリ秒で設定するには、setTime() メソッドを使用します。
第01引数に、協定世界時を基準としたミリ秒を指定します。
1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 協定世界時の 1970/01/01 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で設定
date_obj.setTime(0);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■西暦について
■西暦を現地時間で取得する
西暦を、現地時間で取得するには、getFullYear() メソッドを使用します。
西暦を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 西暦を現地時間で取得する
var full_year = date_obj.getFullYear();
// 出力テスト
trace(full_year);
■西暦を協定世界時で取得する
西暦を、協定世界時で取得するには、getUTCFullYear() メソッドを使用します。
西暦を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 西暦を協定世界時で取得する
var full_year = date_obj.getUTCFullYear();
// 出力テスト
trace(full_year);
■西暦を現地時間で設定する
西暦を、現地時間で設定するには、setFullYear() メソッドを使用します。
引数に、西暦を指定します。
Date.setFullYear( 年 , 月 , 日 ) :Number
第01引数 | Number | 年を指定。 |
第02引数(略可) | Number | 月を指定。0 ~ 11 (1月~12月) |
第03引数(略可) | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
西暦を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 西暦を現地時間で設定する
date_obj.setFullYear(2000);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■西暦を協定世界時で設定する
西暦を、協定世界時で設定するには、setUTCFullYear() メソッドを使用します。
引数に、西暦を指定します。
Date.setUTCFullYear( 年 , 月 , 日 ) :Number
第01引数 | Number | 年を指定。 |
第02引数(略可) | Number | 月を指定。0 ~ 11 (1月~12月) |
第03引数(略可) | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
西暦を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 西暦を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCFullYear(2000);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■月について
■月を現地時間で取得する
月を、現地時間で取得するには、getMonth() メソッドを使用します。
0 から 11 までの数値が取得できるので、 +1 して使用します。
月を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 月を現地時間で取得する
var month = date_obj.getMonth() + 1;
// 出力テスト
trace(month);
■月を協定世界時で取得する
月を、協定世界時で取得するには、getUTCMonth() メソッドを使用します。
0 から 11 までの数値が取得できるので、 +1 して使用します。
月を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 月を協定世界時で取得する
var month = date_obj.getUTCMonth() + 1;
// 出力テスト
trace(month);
■月を現地時間で設定する
月を、現地時間で設定するには、setMonth() メソッドを使用します。
引数に、0 から 11 までの数値を指定します。月に -1 してセットします。
Date.setMonth( 月 , 日 ) :Number
第01引数 | Number | 月を指定。0 ~ 11 (1月~12月) |
第02引数(略可) | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
月を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 月を現地時間で設定する
date_obj.setMonth(12 - 1);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■月を協定世界時で設定する
月を、協定世界時で設定するには、setUTCMonth() メソッドを使用します。
引数に、0 から 11 までの数値を指定します。月に -1 してセットします。
Date.setUTCMonth( 月 , 日 ) :Number
第01引数 | Number | 月を指定。0 ~ 11 (1月~12月) |
第02引数(略可) | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
月を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 月を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCMonth(12 - 1);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■日について
■日を現地時間で取得する
日を、現地時間で取得するには、getDate() メソッドを使用します。
1 から 31 までの数値が取得できます。
日を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 日を現地時間で取得する
var date = date_obj.getDate();
// 出力テスト
trace(date);
■日を協定世界時で取得する
日を、協定世界時で取得するには、getUTCDate() メソッドを使用します。
1 から 31 までの数値が取得できます。
日を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 日を協定世界時で取得する
var date = date_obj.getUTCDate();
// 出力テスト
trace(date);
■日を現地時間で設定する
日を、現地時間で設定するには、setDate() メソッドを使用します。
引数に、1 から 31 までの数値を指定します。
Date.setDate( 日 ) :Number
第01引数 | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
日を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 日を現地時間で設定する
date_obj.setDate(20);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■日を協定世界時で設定する
日を、協定世界時で設定するには、setUTCDate() メソッドを使用します。
引数に、1 から 31 までの数値を指定します。
Date.setUTCDate( 日 ) :Number
第01引数 | Number | 日を指定。1 ~ 31 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
日を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 日を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCDate(20);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■曜日について
■曜日を現地時間で取得する
曜日を、現地時間で取得するには、getDay() メソッドを使用します。
0 から 6 までの数値が取得できます。(日曜 ~ 土曜)
曜日を文字列として取得したい場合は、配列に好きな文字列を格納してアクセスします。
曜日を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 曜日を現地時間で取得する
var week = date_obj.getDay();
// 曜日を配列で用意
var ary = ["日","月","火","水","木","金","土"];
// 出力テスト
trace(ary[week]);
■曜日を協定世界時で取得する
曜日を、協定世界時で取得するには、getUTCDay() メソッドを使用します。
0 から 6 までの数値が取得できます。(日曜 ~ 土曜)
曜日を文字列として取得したい場合は、配列に好きな文字列を格納してアクセスします。
曜日を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 曜日を協定世界時で取得する
var week = date_obj.getUTCDay();
// 曜日を配列で用意
var ary = ["日","月","火","水","木","金","土"];
// 出力テスト
trace(ary[week]);
■曜日の設定について
曜日を設定することはできません。
■時について
■時を現地時間で取得する
時を、現地時間で取得するには、getHours() メソッドを使用します。
0 から 23 までの数値が取得できます。
時を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 時を現地時間で取得する
var hours = date_obj.getHours();
// 出力テスト
trace(hours);
■時を協定世界時で取得する
時を、協定世界時で取得するには、getUTCHours() メソッドを使用します。
0 から 23 までの数値が取得できます。
時を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 時を協定世界時で取得する
var hours = date_obj.getUTCHours();
// 出力テスト
trace(hours);
■時を現地時間で設定する
時を、現地時間で設定するには、setHours() メソッドを使用します。
引数に、0 から 23 までの数値を指定します。
Date.setHours( 時 , 分 , 秒 , ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | 時を指定。0 ~ 23 |
第02引数(略可) | Number | 分を指定。0 ~ 59 |
第03引数(略可) | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第04引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
時を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 時を現地時間で設定する
date_obj.setHours(23);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■時を協定世界時で設定する
時を、協定世界時で設定するには、setUTCHours() メソッドを使用します。
引数に、0 から 23 までの数値を指定します。
Date.setUTCHours( 時 , 分 , 秒 , ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | 時を指定。0 ~ 23 |
第02引数(略可) | Number | 分を指定。0 ~ 59 |
第03引数(略可) | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第04引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
時を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 時を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCHours(23);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■分について
■分を現地時間で取得する
分を、現地時間で取得するには、getMinutes() メソッドを使用します。
0 から 59 までの数値が取得できます。
分を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 分を現地時間で取得する
var minutes = date_obj.getMinutes();
// 出力テスト
trace(minutes);
■分を協定世界時で取得する
分を、協定世界時で取得するには、getUTCMinutes() メソッドを使用します。
0 から 59 までの数値が取得できます。
分を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 分を協定世界時で取得する
var minutes = date_obj.getUTCMinutes();
// 出力テスト
trace(minutes);
■分を現地時間で設定する
分を、現地時間で設定するには、setMinutes() メソッドを使用します。
引数に、0 から 59 までの数値を指定します。
Date.setMinutes( 分 , 秒 , ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | 分を指定。0 ~ 59 |
第02引数(略可) | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第03引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
分を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 分を現地時間で設定する
date_obj.setMinutes(59);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■分を協定世界時で設定する
分を、協定世界時で設定するには、setUTCMinutes() メソッドを使用します。
引数に、0 から 59 までの数値を指定します。
Date.setUTCMinutes( 分 , 秒 , ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | 分を指定。0 ~ 59 |
第02引数(略可) | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第03引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
分を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 分を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCMinutes(59);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■秒について
■秒を現地時間で取得する
秒を、現地時間で取得するには、getSeconds() メソッドを使用します。
0 から 59 までの数値が取得できます。
秒を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 秒を現地時間で取得する
var seconds = date_obj.getSeconds();
// 出力テスト
trace(seconds);
■秒を協定世界時で取得する
秒を、協定世界時で取得するには、getUTCSeconds() メソッドを使用します。
0 から 59 までの数値が取得できます。
秒を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 秒を協定世界時で取得する
var seconds = date_obj.getUTCSeconds();
// 出力テスト
trace(seconds);
■秒を現地時間で設定する
秒を、現地時間で設定するには、setSeconds() メソッドを使用します。
引数に、0 から 59 までの数値を指定します。
Date.setSeconds( 秒 , ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第02引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
秒を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 秒を現地時間で設定する
date_obj.setSeconds(59);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■秒を協定世界時で設定する
秒を、協定世界時で設定するには、setUTCSeconds() メソッドを使用します。
引数に、0 から 59 までの数値を指定します。
Date.setUTCSeconds( 秒 , ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | 秒を指定。0 ~ 59 |
第02引数(略可) | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
秒を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 秒を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCSeconds(59);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■ミリ秒について
■ミリ秒を現地時間で取得する
ミリ秒を、現地時間で取得するには、getMilliseconds() メソッドを使用します。
0 から 999 までの数値が取得できます。
ミリ秒を現地時間で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// ミリ秒を現地時間で取得する
var milliseconds = date_obj.getMilliseconds();
// 出力テスト
trace(milliseconds);
■ミリ秒を協定世界時で取得する
ミリ秒を、協定世界時で取得するには、getUTCMilliseconds() メソッドを使用します。
0 から 999 までの数値が取得できます。
ミリ秒を協定世界時で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// ミリ秒を協定世界時で取得する
var milliseconds = date_obj.getUTCMilliseconds();
// 出力テスト
trace(milliseconds);
■ミリ秒を現地時間で設定する
ミリ秒を、現地時間で設定するには、setMilliseconds() メソッドを使用します。
引数に、0 から 999 までの数値を指定します。
Date.setMilliseconds( ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
ミリ秒を現地時間で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// ミリ秒を現地時間で設定する
date_obj.setMilliseconds(999);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■ミリ秒を協定世界時で設定する
ミリ秒を、協定世界時で設定するには、setUTCMilliseconds() メソッドを使用します。
引数に、0 から 999 までの数値を指定します。
Date.setUTCMilliseconds( ミリ秒 ) :Number
第01引数 | Number | ミリ秒を指定。0 ~ 999 |
戻り値 | Number | 1970年01月01日 00:00:00 から開始して、経過した時間をミリ秒で得られる |
ミリ秒を協定世界時で設定する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// ミリ秒を協定世界時で設定する
date_obj.setUTCMilliseconds(999);
// 出力テスト
trace(date_obj.toString());
■協定世界時と現地時間との時間差を取得する
協定世界時と現地時間との時間差を取得するには、getTimezoneOffset() メソッドを使用します。
単位は、分です。
日本では -540 (分) が得られます。
現在のローカル時間に、得られた値を加算すると、協定世界時に変換できます。
協定世界時とローカルとの時間差を取得
// Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 協定世界時とローカルとの時間差を取得
var timezone_offset = date_obj.getTimezoneOffset();
// 出力テスト
trace(timezone_offset);
デジタル時計を作成する
サンプルをダウンロード
■『日付と時刻』を取得する
■『日付と時刻』を取得する(『年/月/日 (曜日) 時:分:秒.ミリ秒』表記)
西暦、月、日、曜日、時、分、秒、ミリ秒を取得して、文字列として連結します。
テキストフィールドに『年/月/日 (曜日) 時:分:秒.ミリ秒』を表示する (Flash 6 以降)
// ------------------------------------------------------------
// Date オブジェクトから、『年/月/日 (曜日) 時:分:秒.ミリ秒』を取得する関数
// ------------------------------------------------------------
function DateGetStringJp(date_obj){
// 曜日
var ary = ["日","月","火","水","木","金","土"];
// 日付/時間を取得
var year = date_obj.getFullYear();
var month = date_obj.getMonth() + 1;
var date = date_obj.getDate();
var week = date_obj.getDay();
var hours = date_obj.getHours();
var minutes = date_obj.getMinutes();
var seconds = date_obj.getSeconds();
var milliseconds = date_obj.getMilliseconds();
// 文字列として連結
return year + "/" +
((month < 10) ? "0" : "") + month + "/" +
((date < 10) ? "0" : "") + date +
" (" + ary[week] + ") " +
((hours < 10) ? "0" : "") + hours + ":" +
((minutes < 10) ? "0" : "") + minutes + ":" +
((seconds < 10) ? "0" : "") + seconds + "." +
((milliseconds < 100) ? "0" : "") + ((milliseconds < 10) ? "0" : "") + milliseconds;
}
// ------------------------------------------------------------
// テキストフィールドを作成
// ------------------------------------------------------------
// テキストフィールドオブジェクトを作成し、_root に配置する
_root.createTextField("text_field",0,10,10,Stage.width-20,20);
// テキストフィールドの参照を取得
var tf = _root.text_field;
// テキストフィールドの設定
tf.border = true;
// ------------------------------------------------------------
// 毎フレーム実行されるイベント
// ------------------------------------------------------------
onEnterFrame = function (){
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// Date オブジェクトから、『年/月/日 (曜日) 時:分:秒.ミリ秒』を取得
var str = DateGetStringJp(date_obj);
// 文字列を表示
tf.text = str;
};
■『日付と時刻』を取得する(現地時間表記)
『日付と時刻』を、現地時間表記で取得するには、toString() メソッドを使用します。
『日付と時刻』を現地時間表記で取得する
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 『日付と時刻』を、現地時間表記で取得する
var str = date_obj.toString();
// 出力テスト
trace(str);
アナログ時計を作成する
サンプルをダウンロード
■アナログ時計を作成する
■針が描かれたムービークリップを用意する
針が、上方向を向いている、ムービークリップを3種類用意します。
短針用ムービークリップを "tansin"
長針用ムービークリップを "tyousin"
秒針用ムービークリップを "byousin"
とします。
■秒針の角度について
秒を取得するには、getSeconds() メソッドを使用します。
60 で割り、0.0 ~ 1.0 の大きさにします。
360 を掛けて、角度に変換します。
秒針の角度
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 秒針の角度をセットする
byousin._rotation = date_obj.getSeconds() / 60 * 360;
■長針の角度について
分を取得するには、getMinutes() メソッドを使用します。
60 で割り、0.0 ~ 1.0 の大きさにします。
360 を掛けて、角度に変換します。
長針の角度
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 長針の角度をセットする
tyousin._rotation = date_obj.getMinutes() / 60 * 360;
■短針の角度について
時を取得するには、getHours() メソッドを使用します。
分を取得するには、getMinutes() メソッドを使用します。
時を、24 で割り、0.0 ~ 1.0 の大きさにします。
短針は 1 日 2 周するので、720 を掛けて、角度に変換します。
分を、60 で割り、0.0 ~ 1.0 の大きさにします。
短針は 1 時間に 30 度回転するので、30 を掛けて、角度に加算します。
短針の角度
// 現在のローカル時間が格納された、Date オブジェクトを作成する
var date_obj = new Date();
// 短針の角度をセットする
tansin._rotation = (date_obj.getHours() / 24 * 720) + (date_obj.getMinutes() / 60 * 30);