JavaScript プログラミング講座


開発者向けのテキストエディタについて





 

「Brackets」について

 
 


■「Brackets」について

 
テキストエディタの一種です。
 
開発は、Adobe Systems です。
 
 
この解説は、ver1.6 時点です。
 

■「Brackets」を入手する

 
■インストーラーを入手(無料)
 
 
■ソースコードを入手
 
 

■プロジェクトを開く

 
■プロジェクトを開く
 
1つのフォルダを選択します。
 
メニューから、「ファイル」→「フォルダ」を指定します。
 
フォルダ内のファイル郡が、左側のペインに列挙されます。
 

■ JavaScript ファイルの編集について

 
■ JavaScript ファイルを編集する
 
拡張子が .js であるファイルを開きます。
 
この場合、自動的に JavaScirpt 形式と判別されます。
 
右下のボタンから、別の形式を指定する事もできます。
 
 
■構文チェックについて
 
JavaScript ファイルを上書き保存すると、構文チェックが開始されます。
 
リンターは、JSLint です。
 
解析結果は、下のペインに表示されます。
 
 
JSLint のオプションを設定するには、環境設定を編集します。
 
■コードヒントについて
 
変数名や関数名などが自動収集され、候補として表示されます。
 
コードヒントは自動的に表示されます。
 
例えば、ピリオド「.」を記述したタイミングで表示されます。
 
「Ctrl + Space」を押して、手動的に開く事もできます。
 
 
■クイック編集について
 
任意の関数名を選択してから、「Ctrl + E」を押します。
 
関数宣言のコードが、展開表示されます。
 
ファイルタイプによって、クイック編集の動作は異なります。
 
 

■環境設定について

 
■環境設定を開く
 
メニューから、「デバッグ」→「環境設定ファイルを開く」を指定します。
 
■環境設定を編集する
 
左右分割された、2つのテキストファイルが表示されます。
 
 
■ defaultPreferences.json ファイルについて
 
左右分割の、左側に表示されます。
 
これは、設定ファイルではなく、参考用の一覧です。
 
編集しても何も起こりません。(編集できません)
 
名前の説明と、初期値が列挙されています。
 
■ brackets.json ファイルについて
 
左右分割の、右側に表示されます。
 
これは、設定ファイルです。
 
左側の解説を参考にしながら、右側にコピペして加筆していきます。
 
フォーマットは、JSON です。
 
書式は正確である必要があり、違反はエラーとなります。
 
例えば、コメントを含める事はできません。
 
例えば、最後にカンマ「,」を含めるとエラーとなります。
 
■ JSLint の設定について
 
"jslint.options" という名前の、一連の連想配列を追加します。
 


 

「Visual Studio Code」について

 
 


■「Visual Studio Code」について

 
テキストエディタの一種です。
 
開発は、Microsoft です。
 
 
この解説は、ver0.10.6 時点です。
 

■「Visual Studio Code」を入手する

 
■インストーラーを入手(無料)
 
 
■ソースコードを入手
 
 

■プロジェクトを開く

 
■プロジェクトを開く
 
1つのフォルダを選択します。
 
メニューから、「File」→「Open Folder...」を指定します。
 
フォルダ内のファイル郡が、左側のペインに列挙されます。
 

■ JavaScript ファイルの編集について

 
■ JavaScript ファイルを編集する
 
拡張子が .js であるファイルを開きます。
 
この場合、自動的に JavaScirpt 形式と判別されます。
 
右下のボタンから、別の形式を指定する事もできます。
 
 
■構文チェックについて
 
構文チェックは、リアルタイムで行われます。
 
リンターは、VS Code 組み込みの JavaScript バリデーターです。
 
左下に、エラーと警告の総数が表示されます。
 
クリックすると、解析結果が中央にポップアップ表示されます。
 
 
構文チェックのオプションを設定するには、環境設定を編集します。
 
 
■コードヒントについて
 
変数名や関数名などが自動収集され、候補として表示されます。
 
コードヒントは自動的に表示されます。
 
例えば、ピリオド「.」を記述したタイミングで表示されます。
 
「Ctrl + Space」を押して、手動的に開く事もできます。
 
 

■環境設定について

 
■ユーザー設定を開く(全体的な設定)
 
メニューから、「File」→「User Setting」を指定します。
 
■ワークスペース設定を開く(フォルダごとの設定)
 
メニューから、「File」→「Workspace Setting」を指定します。
 
プロジェクトフォルダを開いている必要があります。
 
プロジェクトフォルダ内に、「.vscode」 というフォルダが作られます。
 
■環境設定を編集する
 
左右分割された、2つのテキストファイルが表示されます。
 
 
■ Default Settings ファイルについて
 
左右分割の、左側に表示されます。
 
これは、設定ファイルではなく、参考用の一覧です。
 
編集しても何も起こりません。(編集できません)
 
名前の説明と、初期値が列挙されています。
 
■ settings.json ファイルについて
 
左右分割の、右側に表示されます。
 
これは、設定ファイルです。
 
左側の解説を参考にしながら、右側にコピペして加筆していきます。
 
フォーマットは、JSON ですが、ある程度の書式違反でも有効です。
 
例えば、1行コメントを含めてもエラーとなりません。
 
書式違反がある場合、エラーとして左下に通知されます。
 
■デフォルトの JavaScript バリデーターの設定について
 
"javascript.validate.*" の、一連の設定を追加します。
 
詳細は、公式ドキュメントが参考になります。
 
https://code.visualstudio.com/docs/languages/javascript#_javascript-validation-settings
 

■任意のバリデーター(リンター)を使用する

 
1.Node.js をインストールする
 
最新の、Node.js をインストールします。
 
2.各モジュールをインストールする
 
コマンドプロンプトを起動します。
 
以下のコマンドを入力して、各モジュールをインストールします。
 
ESLint をインストール(グローバルインストール)

npm install eslint -g
 
JSHint をインストール(グローバルインストール)

npm install jshint -g
 
3.拡張機能をインストールする
 
VS Code を起動します。
 
F1キーを押して、コマンドパレットを開きます。
 
「extension」と入力すると、拡張機能関連のコマンドが列挙されます。
 
「Extensions: Install Extension」を選択します。
 
すると「ext install 」という表示に変化します。
 
「ext install jshint」か「ext install eslint」と追記します。
 
候補が1つに絞られるので、選択するとインストールが開始されます。
 
成功すると、再起動を促されるので、「Restart Now」ボタンを押します。
 
4.各リンターの有効無効を設定する
 
追加したリンターは、デフォルトで有効です。
 
各リンターから報告されたエラーが、混在して表示されるでしょう。
 
個別に無効にするには、環境設定に以下の項目を追加します。
 
各リンターの有効無効を設定する(環境設定)

{
	// ESLint の有効無効を設定する
	"eslint.enable": false,

	// JSHint の有効無効を設定する
	"jshint.enable": false,
}
 
デフォルトの JavaScript バリデーターを無効化する場合です。
 
デフォルトの JavaScript バリデーターの有効無効を設定する(環境設定)

{
	// JavaScript バリデーターの有効無効を設定する
	"javascript.validate.enable": false,
}
 
■公式ドキュメント
 
詳細は、公式ドキュメントが参考になります。
 
https://code.visualstudio.com/docs/languages/javascript#_javascript-linters-eslint-jshint
 
拡張機能は、VS Code Marketplace から探す事もできます。
 
https://marketplace.visualstudio.com/vscode/Linters (リンター用拡張機能)